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秋の薬用植物園

暦の上では立冬、気分的にはまだ秋ですが、北海道当たりではずいぶん雪が降り始めているようです。
まだまだ秋がいっぱいの東京都薬用植物園に行ってきました。
一般の植物園とは植物の集め方が少し異なるので、変化があって楽しいですね。
最初はトウガラシ、食用にもしますが、辛味性健胃薬や神経痛・筋肉痛に皮膚刺激薬として使われるとか。
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次は秋らしくキク科を集めました。
キクの園芸品種から選別された栽培品種 リョウリギク 別名 ショクヨウギク、頭花が食用になります。
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シマカンギク、頭花が漢方薬とし頭痛や眩暈に処方されるとか。
03_シマカンギクYA_2019.11.04.JPG

アワコガネギク、入浴剤の他 ヤケドや切り傷、打撲による外傷に葉や花が使われるようです。
04_アワコガネギクYA_2019.11.04.JPG

リュウノウギク、民間療法で冷え性、神経痛、凍傷、浅い切り傷の治療に浴料として使うようです。
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ヨモギギク、欧州では駆虫剤として民間で使わるが、日本では観賞用、抽出油は有毒とのこと。
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オオユウガギク、比較的日当たりの良い場所に生え、ヨメナにちょっと似た野菊。
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ツワブキ、生葉が腫物、打ち身、捻挫等の外用薬として使われると。
08_ツワブキYA_2019.11.04.JPG
この花もキク科だったんですね(汗;)


ここからキク科を離れ、サラシナショウマ、根茎が漢方で発汗、解熱に升麻葛根湯として使われる。
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キキョウ、根が漢方処方薬として消炎排膿薬、鎮咳去痰薬として使われる。桔梗湯など。
10_キキョウYA_2019.11.04.JPG

イブキトラノオ、根茎を民間療法として下痢止め収斂材などに煎用、またうがい薬として口内炎に。
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アシタバ、葉を食用にするが、緩下、利尿剤として煎用されることも。
12_アシタバYA_2019.11.04.JPG

鳥もいないと寂しいので、ここからは最近出会った鳥たちを一部掲載します。
薬用植物園の柿の実を食べに来たメジロ。
14_メジロYA_2019.11.04.JPG

いつもの公園の葦の茂みにシジュウカラの群れに交じってきたエナガ。
15_エナガZA_2019.11.07.JPG

公園の人気者カワセミ。
16_カワセミZA_2019.11.07.JPG

スイレンの葉の上でエサを探すキセキレイ。
17_キセキレイZA_2019.11.07.JPG

今年もやってきました、ジョウビタキ。
18_ジョウビタキJA_2019.11.08.JPG

一寸遠くで高鳴きをしていたモズ。
19_モズJA_2019.11.08.JPG

今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
m(_ _)m

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